W様邸 リフォーム工事 P.1
既設住宅・解体工事・基礎工事


 
 今回は水廻りの増築を含む大胆なリフォームをご紹介します。
 昭和57年に建てられた築28年の和風住宅ですが、
 平屋住宅で屋根形状は入母屋なので四方に軒先があります。
 雨が直接外壁を濡らさないので思ったほど劣化が激しくないようです。
 またハウスメーカーではなく、きちんとした大工さんが建てられたみたいで
 躯体や内装の木組みなど丁寧な仕事が見受けられます。
 ここはやはり良いものは残して賢いリフォームを施していきましょう♪
   既設住宅の東側、ここに新しく水廻りを増築
   することになりました!

   田の字型の間取り、4部屋の和室に縁側が
   ある昔ながらの間取りですね〜
   ここの2間の間仕切り場所を変更したく
赤○
   長物(鴨居)を外すことができないだろうか?
   と言うご質問を受けました。
   2間をワンルームにするのも開放的で良いと
   思うのですが、どちらにしてもこのこの長物が
   邪魔になりますね(ToT)


  早速天井を覗いてみました!昔のこと
  ですから天井に断熱材もない状態ですが、
  木組は丸太を多用して丈夫な様子です。

  最終的には断熱材もキッチリ入れますから
  ご安心を!




  お施主様といっしょに現場を確認!何でも
  2業者くらいに尋ねたところ、一方では外せる
  と言われ、もう一方では外せないと言われた
  そうです。構造を理解できない人には外せな
  いでしょうね。この長物(鴨居)には屋根の
  荷重がまったくかかっておらず、私どもは
  外しても問題ないと判断しました!



   玄関方向、北側のビフォーです。
   桧のしぶ木が貼ってあります。腐っては
   いませんが、カビで真っ黒です。今回は
   サイディングに張替えることになりました!





  反対側の南面ですね。ここら辺の掃き出し
  アルミサッシもすべてペアガラスのサッシに
  交換することになりました!エコポイント対象
  です(^o^)手前の小窓と腰壁がコンクリートの
  あたり(現在はお風呂)ここは掃き出しサッシに
  変えて子供部屋になる予定です。
  ここが解体工事の一番の難所ですね^^;


  建具から外して解体工事が始まりました。
  リフォーム工事に伴い、金物補強を施して
  
耐震補強もやります。なので天井も床も
  壁もすべて撤去し、裸の状態で見極め、
  その場に最適な方法で補強を進めます。
  現状確認→検討→処置、だから確実です!



   キッチンでも壁を剥がす作業が進んでいます。
   こうして手作業で壊すのは機械壊しとは違い、
   けっこうな手間がかかります。解体屋さんは
   伴建材さんなんですが、人手が多く機動力
   があるので毎回、助かってます。


  天井・床も落としてサッパリしました^^
  こういう状態を眺めると画家が白いキャンバス
  を目の前にした状態ですか!?想像力が
  掻き立てられて楽しい時間です♪
  職業病ですかね^^;


  キッチンの天井を落としたところですが、
  ポッカリ見えてるのは小屋裏に続く階段が
  あった部分です。ここも新しい階段を取付け
  る予定です。この入口の存在で最初の
  小屋裏の現場確認ができてホントに感謝!


   おぉ〜スッキリサッパリ!
   お風呂をはじめとする水廻りだったのですが、
   腰壁のコンクリート部分が取り壊されました。
   鋼管で補強してますが、さすがに
   ちょっと怖い状態です!早く復旧せねば…







  解体作業も大詰めです。増築部分の方位に
  農業倉庫があり、増築部分の屋根と倉庫の
  庇が重なったりで、このままでは完了検査に
  合格できません。倉庫の庇を切ることに!
  想定内ですけどね(^_-)







  先ほどのお風呂・洗面・トイレ壊したところの
  ズームアップです。子供部屋にするので
  柱・梁等の間仕切りも撤去します。
  こう言った場合で大切なのは撤去する柱が
  屋根の荷重を受けているかどうか!?です。
  もし、屋根荷重があるなら柱を抜くなら
  その分、梁を太くして強度を保ってあげなくて
  はなりません。ここら辺の判断が構造を
  熟知してるかどうかですね!リフォームも
  かなり変わってくるでしょう。


   基礎工事が始まりました。増築部は5坪弱と
   大きなものではないのですが、今どきのこと
   ですから、ベタベース・ベタ基礎で行きます。





  既設住宅の基礎に穴を明けて鉄筋を差します。
  これは新しい増築部の基礎とガッチリ連結させ
  ズレを生じさせないためのものです。





  解体工事が終わり、壊されたところは
  キッチり養生します。最初は生活しながら
  工事を平行することになっていましたが、
  偶然、向かいの借家が空いたのでそちらに
  移っていただいてフルで工事を進めれること
  になりました(^o^)


次回は棟上げです!お楽しみに♪
   布基礎(基礎の立ち上がり部)の制作です。








    既設の布基礎に新設の布基礎を抱き合わ
    せることにしました。そして壁と壁の間に
    3pのクリアランスが設けてあります。
    これは既設の建物に多少の傾きや歪が
    ある場合でもクリアランス内で微調整して
    新設の建物を真っすぐ建てることが
    できるからです!Good!


  
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