K 邸 増築&リフォーム 工事編
Step2

基礎工事


掘削開始! ぐり石を敷きつめて
 前ページで説明しました水盛り・ヤリ方に
糸を張り、それを目安にして掘削して行きます。
今回は、コストの面で有利な布基礎です。
600mm幅のベースに600mmの立ち上がりで
断面が、Tの字型となる基礎です。まぁ、基礎の
基本形と言えるベーシックなものですね。


 完成のレベル(高さ)を考えながら掘り方を
終えたら今度は、ぐり石(ゴロタ石みたいな)
を敷き詰めて
地盤が良く締まるように填圧します
填圧には、ランマとかプレートと呼ばれる機械を
使うのが通常です。




鉄筋組み 奉鎮
 地盤が十分に締まったところで・・・
今度は、鉄筋を組立てます。鉄筋は、切ったり
曲げたりしながら溶接や結束をし、ベース筋と
縦筋を良く絡ませて完成します。


 おっ!これは、何でしょう?
奉鎮とか書いてありますね〜
そうです、地鎮祭のときに授かった御札です。
神社や神主さんによって地鎮祭に多少の
違いがあります。我々も色々な神主さんの
やり方で毎度勉強になります。今回、ここの
神主さんの独特のパフォーマンスでしょうか?
我々も初体験でしたが基礎の片隅にこの御札を
埋めて下さいと言われていたので、その指示に
従いました。


既設連結鉄筋 鉄筋立ち上がり部
 既設建物との結合部分ですね。
コンクリートは、科学反応で固まる原理を利用した
もので古いコンクリートと新しいコンクリートは、
なかなか結合しにくいものです。そこで、既設の
基礎と新設の基礎がキッチリ接合されるよう
地震などでズレを生じさせないためにも既設の
基礎に穴を明け
鉄筋を差込み良く絡ませます


 鉄筋組みの完成です。
鉄筋は、グリ石との隙間を設けるために小ぶりな
コンクリブロックを入れて浮かせます。
これでベース筋にコンクリートが良く絡んで
丈夫な基礎となります。





生コン打設 ポンプ車&ミキサー車
 さぁ〜基礎班総動員でベースコンクリートの打設
開始です。コンクリートを流す人・かきならす人・
仕上げる人・ポンプ車のリモコンを操る人と任務上
どの人を欠くことも出来ません。


 左画像に連動してミキサー車とポンプ車の
コンビネーションもバッチリです。
通常、このように生コンクリートは、ミキサー車で
練りながら搬入され、ポンプ車に移されて、
長いホースをたどり現場に打設されます。


基礎型枠組立て スリーブを入れてっと
 基礎ベースの完成後・・・
乾燥に1〜2日・・・その後、基礎立ち上がり部を
形成するための型枠が組み込まれます。昔は、
木材にコンパネなどの耐水合板を貼り付けた
物を型枠に使用していましたが、近年では、
生産の多い戸建住宅の基礎型枠には、金属製を
使うのが一般的となりました。










 ん〜これは、何でしょう?
型枠と型枠の間に何か仕込まれてますね!
 これはですねー
スリーブと呼ばれる紙製の円筒状のもので、
主に電気・ガス・水道排水配管を通すための
スペーサーですね。完成した基礎に後から、
わざわざ穴を明けなくても良いようにあらかじめ
空洞を作っておくのです。出来上がりの基礎に
ガリガリ穴を明けるのは、良くないし、後の作業性
から考えても先行して配管スペースをこしらえて
おくのがベストです。もちろん、配管を通した後の
隙間は、コンクリートで埋めますよ!
基礎屋さんと配管屋さんのコンビネーションプレー
ですね〜
タイミングが大切です。


レベル再確認 基礎天端直し
 立ち上がり部の生コンを流し、乾燥後に晴れて
型枠をはずし、周りを埋め戻したところです。
またまた、
レベルの登場ですね〜今の作業は、
最終的に更に精度を増すための基礎の天端直し
の墨出しです。要するに、もう一度基準の水平線を
直に基礎に書き印す作業ですね。













 基礎の天端直し作業です。先ほど印された墨を
元に手作業でコンクリートが上塗りされます。
こうして、より精度の高い基礎が完成します。

 基礎高について
600mm高もある基礎なら・・・
通常は、もっと露出して基礎高を確保できます。
(床下が深くなる)しかし、増築の場合、新設を
既設の基礎より高くしてしまうと当然、接合部の
床に段差が、出来ます。
基礎高を確保するか・・・?段差を無くすか・・・?
これは、お施主様に判断を委ねます。
今回は、ご年配の方も同居という条件の中、
基礎高を取れなくても段差を無くしたいと言う
お施主様のご要望から既設の床に新設の床が、
面一になるように基礎を低くしました。
主たるお施主様のこうした配慮にも家族愛を
感じますね。イイ感じ〜



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