J 邸 増築工事進行過程 工事編

第5章


 既設の玄関ドアをぶち抜き、リフォームに取り
かかりました。この日は、3人揃っての工事です。
取り壊しからドアの取り付け・仮設の壁作りまでを
1日で終えなければならないからです。(汗)


 大まかに壊した後、細かいところを丁寧に手作業で
きれいに剥ぎ取ります。袖の既設タイル壁は、下地
としてそのまま使った方が丈夫と判断しましたので
正面となるところを根こそぎ剥がしました。


 たびたび垂直を確認しながら柱を建てます。
今回は、親子ドアを取り付けますので、両側が建具の
吊り元となります。柱は、丈夫な桧にしました。
柱の根元は、ホールインアンカーとL金物でしっかり
コンクリートと連結させます。
ホールインアンカーとは・・・
コンクリートに専用のドリルで穴を明けた後に
打ち込む金具で打ち込む程に抜けなくなる構造の
大きなナット
と考えて頂ければ良いかな?(笑)


 途中、雨に降られましたが、無事に建具の
吊り込みも終わりました。
コンパネ(耐水12mm合板の総称)で仮設壁を作り
この日は、店じまいです。お施主様の帰りを待ち
鍵一式をお渡し、一安心(^o^)
 最近のドア類の鍵は、良く出来ていまして・・・
工事が完了するまでは、我々も、お施主様も
工事専用キーを使います。そして、工事が終わり
お施主様が、マスターキーを一度使うと2度と工事用
のキーは使えなくなる仕組みになっております。はい。


 せっかく玄関ドアをリフォームされるのですから
玄関周りだけでも質感の高いサイディングを貼ること
をお奨めしました。少しの面積を貼るだけでも玄関の
表情は、歴然と違いますからね!
お施主様は、現在までのタイルに見慣れておられます
ので少し不安気な様子・・・そこで!
買ったばかりのパソコンソフトが活躍しました!(^o^)
どれだけの面積を貼るか!?どんな色・柄にするか?
ノートパソコンをお施主様宅に持ち込みプレゼン開始
便利なもんですね〜 3次元でバーチャルに映し
出される画像を元に、もちょっとこーしたら?
あーしたら?とスムーズにプランニングが出来ました。
おおよそ出来上がりのイメージを把握して頂きまして
お施主様も納得のご様子。(ホッ)
 写真は、既設のタイルの上に直接、木下地を打付け
新しい材料で覆っていきます。
これを一般的に
カバー工法と言います。
メリットとしては・・・
1.廃棄物が出ない。
2・工期が短縮できる等です。
地球にやさしい工法ですね!


 スピーディーに貼り上がっていきますね〜
ねじり鉢巻で頑張ってるこの人は、板金屋さんです。
板金というと金属ばかりを扱うと想像してしまいますが
最近では、窯業系のサイディングも板金屋さんの
守備範囲にも入っています。窯業系専門って方も
いますし、大工ももちろん色々な人がたずさわる
材料ですね。
















 このサイディングは、直接、釘等で打ち付けません。
○で示した専用の金物で引っ掛けてから金具を
木下地にビス・釘等で固定していきます。
また、縦のジョイント部は、少し隙間をあけて同色の
コーキング材を充填して仕上げます。コーキングは、
外気温の変動に伴う材料の伸縮のエキスパンション
の役割をはたしてくれます。

また、この引っ掛け式工法の特徴としては・・・
1.地震等で揺れた場合でも微可動するのでクラック・
  ひび割れが入らない。
2.釘やビスの頭が見えないので仕上がりがきれい。


 概ね貼り上がりましたね〜
タレ壁をどれくらい作るか?をお施主様と再び相談!












 最初の計画では、コスト安の面から破風(妻の部分)
端隠し(軒先の部分)は、再塗装でした。
しかし、どれだけきれいに仕上げても木に直接塗った
塗装の寿命は、3年がよいところ。そこで、丈夫な塗装
を施してある鋼板を巻きつける工法もお奨めして
みました。コストは、かかるものの実際の償却までの
年数は、メーカー保障で20年ついています。その保障
というのも鋼板に施された塗装に関してですから
実際に錆びてしまうまでの寿命は、もっとあります。
これで、面倒なメンティナンスもまぬがれますね〜♪


 左画像、破風の拡大です。2段の立派な破風です。
瓦を固定しているビスを一旦抜き取り、鋼板を瓦の
中まで差込み施工します。そして、再び瓦止めの
ビス止め直せば、、きっちりと雨じまいが出来ます。
今回は、住友エスフロンの20年保障板を使いました。
板厚は、0.35mmです。
55%アルミ亜鉛合金めっき鋼板が原板で、それに
フッ素樹脂塗装を施した上級グレードの商品です。




 和室も完成まじかで、いよいよ既設のリビングと
開通しましたね〜(^o^)
右手に床の間も少し見えています。
完成が待ちどうしい〜





 今度は、反対に既設LDから子供部屋に向けて
パチリ!あははっ〜カーテンの吊下がってる部分は、
ダイニングの出窓だったところですね〜
基礎工事に入る前に既設外壁を解体してるときの
ページあったでしょ(笑)
このスペースは、つぶしてしまうのは、もったいないと
お施主様も我々も同じ意見です。


 上右画像の出窓の抜け後には、飾り棚を仕込み
ました!ちょっとした小物や雑誌などを立てかけるのに
便利ですね。何といっても通常なら隠れてしまう
スペースを有効利用することは、ちょっと得した気分に
なりますよね〜♪






 さぁさぁ、いよいよ大詰めです。クロス工事も終わり
クローゼット内の収納パーツの組み上げです。
パーツは、すべてバラバラで梱包されて届きます。
引き出しも棚もすべて組立てなければなりません。
メーカー製の収納パーツは、よく考えてあり収納力は、
抜群ですね!後は、建具を吊り込んでっと
完成 最終編へGo!Go!

お楽しみに〜〜〜〜



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