New ! J 邸 増築工事進行過程 工事編

第4章


屋根瓦工事1 屋根瓦工事2
 急ピッチで屋根瓦工事が進んでます。
おっ何だナンだ・・・?
瓦を葺くのに壁土を置かないのかよ!?
そーなんですね〜 家作りの基本には・・・
湿式工法乾式工法ってのがありましてね。
 そこで
STUDY! 
【湿式工法とは・・・】
水でこねた材料を塗付けて施工する従来からある
施工方です。瓦を葺く際にアンコ(下地)にしたり
本格的な和室作りでは、竹で編んだ下地(エツリ)
に泥状に練った壁土を直接塗って壁を作ります。
また、お風呂や外壁・エクステリアなどにモルタル
(コンクリート)など水を使う施工もこれに準じます。
特色としては・・・
熟練工によるそれは、本格的で仕上がりも良く
対応年数も出ますが、反面、工期が長引き、
職人の手間もかかるのでコスト高になります。
【乾式工法とは・・・】
内外壁・瓦の下地または、仕上げに水を含んだ
材料を使用せずメーカーなどの工場で生産された
内外材料やユニットを現場で取付ける工法です。
現代家屋の主流は、ほとんど乾式になりました。
特色としては・・・
乾燥を待ったり天候に左右されないので工期が
短縮でき、また、乾燥伸縮の影響を受けません。


 さてさて屋根瓦工事も終盤です。
今回、お施主様にお薦めした瓦は、陶器製で
平板ではありながら和型(日本古来の和瓦)の
雨切れの良さを取り入れた山平製ストレート葺きの
フラットタイプ瓦です。  瓦詳細カタログは、こちら
完全の乾式工法で施工方法は、防水処理した屋根
下地に桟を275mm〜283mmピッチに打ちつけ
その桟に瓦を引っ掛けて釘で固定します。
釘で打つけるから台風災害にも強みですよね!

 あの阪神淡路大震災以来、一般住宅において
特に屋根瓦工事に関しては、少しでも軽く仕上げよう
とする傾向にあります。



アルミ樹脂一体サッシ 屋根裏もビッチリ断熱!
 北側に面し、冬場の冷え込みを予想される
子供部屋には、お施主様との数回のセッションの末
ペアガラスを組み込んだアルミ樹脂一体サッシ
お奨めしました。ペアガラス(2重ガラス)の中は、
乾燥した空気層があり断熱性に優れています。
また、外側は、アルミ・内部は、樹脂といった建具の
特性は、暖房時に発生する不快な結露を防ぎます。
樹脂の内景色のカラーバリエーションも数あり
内部造作部材とのコーディネートも出来てGood !
 しかし、いささか高価なのが残念です。
今後、需要の上昇で量産によるコストダウンを期待
したいものです(笑)


 屋根裏の構造です。壁土なしの瓦屋根を支える
のには、十分過ぎるくらいの構造木材ですね。
 ここでは、瓦下に壁土が無い分、屋根タル木間に
発砲スチロール断熱材をピッチリはめ込みました。
もちろん天井裏にも100mmのグラスウール断熱材も
敷設するのですから、屋根瓦からの
断熱性は、
2重の効果
ですね。
軒天ケイカル板 外壁工事1
 軒裏天井が出来ましたね〜
画像では、確認できないのが残念ですが・・・
棟近くの左右、軒下の左右には、小屋裏の通気の為
有孔板と言いまして、細かい穴の明いた板
(ケイカル板)を使ってあります。
外部サイディングの下地木桟も打ち付けてっと
 さぁ〜外壁工事に突入〜〜!


 既設の建物の外壁がモルタル&吹付け塗装でした
ので増築部分の外壁には、それに近い仕上がりに
なるようにと、窯業系サイディングを縦貼りし、既設・
新設共に同じ塗装を施すこととなりました。
このモルタルに代わる外壁材の代表格がサイディング
ですね。上記に挙げた
乾式工法がコレです。


外壁工事2 棟違いの破風修め
 だんだん家らしくなってきましたね〜♪
屋根と外壁が出来ると完成のように見えますが・・・
内造作は、まだまだこれからですよ〜〜


 お施主様も心配されてた既設と新設の南面の屋根
です。既設部より新設の方が半間(910mm)南に出た
ために、どのような屋根形状にしようかと迷われていた
場所ですね。棟違い(棟の場所が変わる)と呼ばれる
屋根形状ですが、この手の箇所の雨仕舞いには、
大工・瓦職人・板金工共に、そうとう神経を使います。


せっせと床上げ 定番!床断熱工事!
 さて、内部造作を覗いてみましょう。
工事課長が、床上げをやってますね〜
これは、床タル木を支える大引きと呼ばれる
(床梁のようなもの)の床束(それを支える短い柱)
を取付けているところです。木同士は、ビスで固定、
また、束石(コンクリート)と木の接合は、コンクリート
専用ボンドを塗布し接着。その後、束石に絡めてある
針金で大引き全体を締め上げ完全に固定させます。
最近では、プラスチック製の微調節可能な床束も
あります。我々は、適材適所で使い分けています。


 あはは!もう、松葉建築 標準仕様となってます
毎度おなじみの床断熱工事です。
通常、発砲スチロール製の断熱材を300mmピッチの
床タル木間に入れて行くのですが・・・
簡単そうに見えて・・・実は、カットするのに結構コツが
必要なんスよ!何せ
ピッチリ入れなきゃ意味が無い
ですからね〜(汗) 
カットするのに普通のカッターナイフを使いますが・・・
柔らかい素材を切るのだから刃物切れも良いように
思われるでしょ?実のところ反対で、発砲スチロール
を切るとカッターの刃の寿命は、断然短く・・・
そーですね〜 
4〜5枚ほど縦割りに切ったら刃交換です。。。とほほ

 しかし、根気と苦労のカイあって、フローリングの上
でも暖かいと、お施主様には、毎度好評です。^m^


子供部屋天井下地 子供部屋クローゼット内下地
 棟梁が、子供部屋の天井下地を作ってますね。
野縁タル木と呼ばれる下地木材をビス止めしてます。
下地作業全般に言えることですが、こうした作業は、
地味なため、あまりお施主様の興味を誘わないよう
ですが・・・実は、肝心なんですね〜きちんとした下地
工事が出来て初めてきれいな仕上げ工事ができる
わけですからね!
 よく完成までの工事をお施主様に見せないと言った
話を耳にしますが、我々では、考えられないことです。


 クローゼット内のクロス下地の完成です。
今回は、クローゼット内部に専用のパーツを組み込み
ます。従ってどこにでもビスが効くように内部壁面は、
12mmの合板を貼りました。また、12mmの合板を
直接貼ることによって壁の筋交い強度も増します。
昔から大工は、一番に押入れを作るのは何故でしょ?
あははっ!
ご覧のように工事中、道具や端材を収納して少しでも
現場を広く使うと言うチョイとした知恵なのです(^o^)


プラスターボード カット中 プラスターボード貼り付け中!
 プラスターボードと呼ばれるクロス下地専用の板
を切っていますね〜壁には、通常12.5mmの厚みの
ボードを使います。これは、カッターで切り目を入れて
ポンと割ってから切り口をサンディングします。


 左で切ったものを壁に貼り付けビス止めしてます。
この作業もハッキリ言って地味です。(笑)
でも、熟練工と、そーでない職人との出来映えは、
雲泥の差でヒドイ貼り方の場合、クロスを貼る前の
処理として、継ぎ目に、ものスゴイ分厚いパテ
盛らなければならないとクロス屋さんが嘆く現場も
多いそうです。「俺は、左官屋じゃねぇ〜ぞ〜」って
よその現場を思い出し激怒されておられました。(笑)
おかげさまで我々の作った下地は、いつもクロス屋
さんに、きれいですね〜って感心して頂いています。


和室も壁突入! 既設・新設取り合い入り口
 和室担当の工事課長も壁下地に突入ですね。
いつもながら、現場がきれいなのは、感心しますね〜
てへっ^m^ 筆者もゴミ回収に協力してますよ〜


 新設の和室と既設建物の接合部に開口枠を
取り付け、いよいよ開通ですか!
いやいや粉塵やホコリ等で私生活にご迷惑をかけちゃ
いけないのでシートを貼ったまま当分、このスタイルで
行きまぁ〜す。


和室天井下地 和室・子供部屋境界
 通常の施工順は、床〜天井〜壁です。 しかし、
施工上ケースバイケースで、この部屋は、先に壁を
完成させてから天井をあげました。
仕上がりは、新和風大壁仕上げです。
天井は、クロスではなく、目透天井で仕上げます。
要するに杢目の天井材を大工が、一発で貼り上げる
のです。


 和室越しに子供部屋担当の棟梁の姿が・・・
和室の床の間となる壁部分が唯一の搬入口です。
奥の間担当の方・・・本当にお気の毒です。(笑)






天井裏断熱 壁断熱
 完成した天井裏に上りパチリと1枚撮りました。
100mmのグラスウール製断熱材がビッシリ!
これで夏場の
エアコンの効き具合は、抜群!
冬場の暖房も効率良い
でしょう。





 断熱工事で思い出し・・・
今更、後戻りでスミマセンが・・・(汗)
壁断熱の写真も掲載しときま〜す。
和室・子供部屋共にグラスウール製断熱材100mmで
隙間なくビッチリ断熱工事してあります。ご安心を!
断熱材の商品ロゴまで均一で逆さまになってない
でしょ?これも几帳面な証だと信じております。(笑)


子供部屋天井貼り  子供部屋も天井の仕上げ工程ですね〜
これは、一般にテックスと呼ばれる天井です。
下地は、9mmのプラスターボードを捨て貼りして
全体のムラを抜きます。
仕上げテックス天井の貼りはじめと貼り終りに同じ
寸法の柄が入るようにするため、部屋の中心から
戻ってスタートの墨を出し、それを基準に貼り進め
ます。これを大工用語
割り込みといいます。
天井や床板貼りの基本ですね。
 さぁ〜今度は、玄関周りのリフォーム工事に
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