H邸 増築工事進行過程

第2幕



屋根防水まで完了! 2階屋根構造

 晴天続きで屋根を修めることができました!
いやぁ〜それにしても近年稀なこの熱さ・・・
メンバーみんな真っ黒け(笑)
屋根を覆う緑色の物体は、アスファルトルーフィング
といって屋根仕上げ工事前に防水処理として敷設
するものです。



 左の画像を2階の床から見上げたところです。
これは、『寄せ棟』という屋根形式です。
『寄せ棟』とか『入母屋』といった屋根形式では、
必ず対角に【隅木】(画像青○部、下り勾配で
斜めに配置された木)が必要で、これがなかなか
手間のかかるものです。でも、完成後は、やっぱ
見ごたえがありますよね!

屋根仕上げ工事過程 吊子

 屋根の仕上げ工事です。シングルルーフという
商品名の型折プレスされた鋼鈑を使いました。
地域性はありますが、海辺や潮風の影響がない
場所では、耐久力もあり軽い屋根材としてお奨め!
また、外壁用としても製品化されていますし、
何と言っても素材となる鋼鈑のメーカーや色指定
など細やかなオーダーに対応してくれてるのが
ありがたいです。

 
 左画像の拡大です。この屋根材は直接、
釘で止めません。
『吊子』と呼ばれる金具でひっかけてから
『吊子』を下地に釘止めしていきます。
 理由として・・・

 1.直接、屋根材に穴をあけたくない。
 2.金属なので夏場と冬場での収縮率が大きい
   ので1ヶ所にしわ寄せが来ないように
   微可動させるためなどです。
バルコニー下地工事 バルコニー立ち上り部下地工事
バルコニーの下地工事の始まりです。
木ネタ下地を施してから、耐水合板12mm(通称
コンパネ)を貼り、さらに窯業系の12mmボードを
貼っていきます。



 もう、おなじみ!?松葉建築の工事課長(笑)による
バルコニーの立ち上がり部、耐水合板貼り工事です。

この人はスリムで暑さにも強く、よく動き、返事も
ハキハキと職人さんの鏡みたいな人です。
 ちなみに近年、大工道具も進化しており釘は、
コイル状のものをエアーガンで打ちつけます。
鉄でもコンクリートでも一発で刺さるほどの強烈な
威力ですからね。
かなりアブナイ道具のひとつです。


バルコニーFRP防水工事完了! ドレン拡大
 FRP(グラスファイバー)防水の出来あがりです。
床、立ち上がり部も一体形成されるので水漏れの
心配はありません。画像で分かりにくいかも
知れませんが床は、外側に勾配がつけてあり、
さらに溝の部分も排水穴に向かって勾配を
つけてあります。もちろん下地からの話ですが。
(→が雨水のルートです)
本当は、FRP工事過程を撮影したかったのですが・・・
タイミングを逃してしまいました。(;;)



 左画像の部分拡大です。雨水が最後に溜まり
排水される部分ですね。排水穴(ドレン)直前に
12mmの段差があるのが、お分かりでしょうか?

このように順を追って勾配と段差を組み合わせると

雨上がり水溜りが出来ずに、いつもサラッとした
状態をキープできます。
雨上がりに、なかなか乾かず濡れたバルコニー
で不快な思いをすることもないです。
1階ガレージ天井下地工事 1階ガレージ天井下地工事拡大
 今日は、ガレージの天井の木下地を作りました。
足場板の上で奮戦してるのは・・・筆者の姿 ^^;
天井の吊り木をビス止めしているところです。
 ここでも道具は、手回しドライバーなどは、
使いません。最近は、バッテリー式のインパクト
ドライバー(振動ネジ回しってとこかな?笑)です。
この手の道具の充実で釘打ちが、かなり減りました。
90mmもの長さのあるビスをバリバリもみ込んで
いけますからねぇ〜スゴイ。
ホームセンターなどでも扱われていますし、
日曜大工を楽しみたい方には、必需品ですよ!


 の画像の左右、天井の端から端までに糸を
張って天井下地をムクらせ吊り木で固定します。
(上方向に反らせる)丁度、向こうに見えるサッシの
上端くらいの位置にピンク色の糸が見えますか?
下地桟木と糸の間に隙間を確認できるでしょうか?
 人間の目の錯覚というのは恐ろしいもので・・・
まっすぐ天井を造ると実際には、天井が垂れて
見えるんです。(マジ)だから、初めから少し上方向
に反らせておくのです。その度合いは、その地方の
大工さんによって異なります。また、部屋の大きさ
によっても異なりますが、私達は、通常15mm前後
くらいを目安にしています。天井は下がることは、
あっても上がることはありません。(にゅーとん)


1階ガレージ下地工事完成! 1階 柱建て込み
 めでたくガレージの天井木下地の完成です!
このホネ構造のうちに電気配線工事やバルコニー
の排水配管工事を進めます。
その後は、断熱材として100mm厚のグラスウール
を天井裏に敷き詰めます。2階の床断熱、そして
1階の天井断熱工事、2重の断熱工事
冬の寒さから2階の住居部への

冷え込みを抑え、冷暖房の効率を高めます。


 1階ガレージ奥のトイレ、廊下、階段、収納部の
柱の建てこみです。私達が、あの暑い日に
屋根で奮闘している間、左官屋さんが、
ここの基礎を作ってくれてました。
1階は、日陰だし涼しそうで良いなぁ・・・
って羨んでた、あの日!です。(笑)


2階 柱建て込み&サッシ取り付け 2階 柱建て込み&サッシ取り付け&防水シート

 2階の柱建てとサッシ取り付けも無事終了!
壁部分に白く見えるのは、家の外壁工事前の防水
シート処理です。防風・防水構造な上、透湿効果
あるので壁が適度に呼吸してくれます。この類の
シートの登場で内造作への工事の開始が断然早く
なりました。外壁工事と平行して内装工事を進める
ことが可能になったのです。

  【透湿防水性素材
 水蒸気より大きく、水滴より小さい孔をもつ素材。
汗は発散するが雨は通さない。高密度織物に
強力な撥水処理をしたものや微多孔質フィルムを
貼り合わせたものがあります。
スーパーシート貼り工事1【防水シート】 スーパーシート貼り工事2【防水シート】

 上記、透湿防水シートを外から見たところです。
我々は、一般的に『スーパーシート』と呼び、
外に面する壁部分は、全て覆います。


 もちろん1階ガレージ奥の住居部分にも
スーパーシートを貼っていきます。台風など
横なぐりの雨で浸水する恐れもまぬがれます。


2階の軒裏換気口 エアコンの先行配管工事

 2階の軒裏です。屋根裏に溜まる熱気を
抜くために通常、換気口を取りつけますが、
今回は、樹脂製の横長のタイプのものを
使いました。


 縦に見えるパイプは、エアコンの配管です。
家が、出来あがってからエアコン工事を
すると配管が外に露出して見苦しいですね!
ここでは、【先行配管】と言って壁内部に配管を
入れてしまう方法で施工しました。
 出来あがりの見栄えは、配管や配管カバーも
無くスッキリです!当然、断熱材工事に
入る前に電気配線や水道配管工事も
済ませます。


2階外壁断熱工事完了! 1階住居部天井断熱工事

 2階壁部分の断熱工事です。
ここでは、優れた性能を持ちながらコストの安価な
グラスウール材(100mm厚)を使いました。


 1階住居部の天井断熱工事です。
これも外壁、間仕切り壁と同様に100mmの
グラスウール材を敷き詰めます。2階の床断熱
と重ね合わせ防音、断熱の信頼度は、さらに
高まります。


ガレージ天井貼り完了! 外壁工事進行中!

 1階ガレージの天井が貼り上がりました!
天井素材は、通称【ケイカル板】と呼ばれる
耐火性のあるもので、この上に塗装を施して
仕上がりとなります。
 緑の○印部は、既設建物と新設建物の
取り合い接合部です。


 外壁工事が、ピッチをあげて進行しています。
外壁材には、金属製のサイでィングを使いました。
この素材は、鋼鈑にウレタン製の断熱材が裏打ち
してあるタイプのものです。特徴としては・・・
1.とにかく軽い!
2.表面塗装が丈夫!
3.釘が、隠れてしまうので仕上がりきれい!
4.断熱も優れている!
などですね〜


既設取り合い内部 既設建物&新設建物

 上記、既設取り合い接合部の内部です。
正面には、まだ手の施されてない既設のアルミ
勝手口が、ありますね。(笑)
新設の建物が、ほぼ完成してきた時点で
内装用ドアを取り付ける予定です。


 左記の接合部以外の既設建物と新設建物の
スキマです。以前は、既設の方に小びさしが、
ズラ〜っとあったのですが、既設屋根の雨どいが
管理できないし、何かと都合が悪いので
新設を建てた折に小びさしもコンパクトに
カットしました。また、外壁も張り替えました。


2階 間仕切り 木工事 2階床下地捨て貼り

 2階の間仕切り木工事が始まりました。
部屋は、階段を挟んで2つに分けられます。
間仕切りが増えるたびに部屋のスペースが、
小さくなる(あたり前ですが^^;)ので撮影が
困難になってきます。(;;) 28mm広角レンズの
デジカメがほしぃ〜〜〜!


 2階床の下地捨て貼りですが・・・
仕上げフローリング床材をどの方向にでも
貼れるように、更にもう1枚捨て貼りとし合板を
貼り強化しました。理由は、部屋によって仕上げ

フローリング床材のラインの流し方を変えるため
です。これで、1枚目12mm厚+2枚目12mm厚
+仕上げフローリング床材12mm厚=36mm厚

の床が完成する予定です!スッゴク丈夫だよ〜〜!



若棟梁内作 何でしょね?(笑)

 おっ!いよいよ若棟梁の登場ですね!(笑)
棟梁が、一生懸命作ってるのは何でしょう?
何やら空き缶にサンドペーパーを巻きつけて
おもしろい形のものを磨いてますね!
それにしても、かなり個性の強いおもしろい形ですね〜
飾り面なんかもつけたりして・・・   撮影 工場にて



 ん〜〜棟梁作のパーツが次々と仕上がって
いきます。これも、たぶん左記のパーツと用途は、
きっと同じでしょうね!?

 さて、どこに使われるパーツなのかは、
次回のお楽しみで〜す! ^^

         まだつづく 第3幕へGo!
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