L邸 ステージ6 ジェットファイバー断熱工事・内造作2・仕上げ諸工事


断熱工事1 すす 断熱工事2
 今回の断熱工事は、お施主様のご要望により
【セルロースファイバー】を使うことになりました。
詳しくは…メーカーHP 製品名ジェットファイバー 
 簡単に言いますと 新聞紙のリサイクル素材です。
空気層を多く含むため断熱効果に優れており、また
ホウ酸処理により防虫効果もあります。
驚くのは…元が紙なのに耐火性能にも優れて
実際、ライター等で燃やしてみても焦げるだけで
炎を上げて燃えない!これが特許らしいです!
写真は下地処理としてネットを張っているところです。


 作業は・・・常にポンプ機能があるトラックとの
連係作業になります。トラックの後備に積まれた
ファイバー素材をどんどん投入し、そして、空気と
共に圧縮して長いホースをたどり放出されます。








断熱工事3 断熱工事4
 ここでは【吹込み】と呼ばれる工法を用います。
その中でも断熱に対しては、下がり・ズレ防止の
目的で接着剤が混入されます。この接着剤にも
拘りがあり、限りなくノンホルマリンのもの、即ち
問題のシックハウス等への心配もありません。
もちろんですが…(笑)


 吹込みが始まりました!
ホースをたどって放出されたファイバーは、ネットの
中で渦巻いています。ネットに小さな穴を開けて
吹き込むわけですが…
これでも廻りには、かなりのチリが・・・
 トントンとネットを叩きながら素材を均して行きます。


断熱工事5 断熱工事6
 吹き込んだ後も更に形を整えます。






 もちろん窓上にも隙間なく吹込みます。
この断熱材のもうひとつの特徴は、細かな隙間まで
ムラなく行き渡り、コンセントや配管・配線の裏側まで
ビッチリ充填できる点ですね。これも断熱性能を
向上させる大きな原因でしょう。


ジェットファイバー1 ジェットファイバー2
 私もファイバーを実際に手にとってみました。
乾燥してない状態なので少し湿気を感じます。
そーですね〜フワァ〜っとしてクッションとか布団の
綿のような感じですかね!


 今度は、ギュッと握りしめてみました。
半分以下の体積になってしまいます。そうです!
この体積の減った部分こそが空気層なのです!
何を言いたいか!?
空気を多量に含む素材は、断熱性能がバツグン
に良いのです(^。^)
 乾燥しても体積はそのまま、しかも現時点までの
保湿性能もあるわけで、専門用語で言うと…
吸放出性能に優れている。つまり室内の余分な
湿気を吸い、ゆっくり放出してくれるのです。
家自体がゆっくり呼吸して調湿してくれるのです!


2階天井 壁 桧小幅板貼り
 上記、壁断熱工事を終え、吹き込んだファイバーが
固まるまで、大工さんは振動を与えずに、概ね1週間
じっと我慢の子です。。。 何故かって?
乾燥までに大きな振動を与えると壁内部のファイバー
がズレてしまう恐れがあるからです。画像は、天井板
を貼り出したところ。上に見える白いものは、
屋根タル木間に入れた発砲系の断熱材です。
天井が貼り上がると更に天井裏にもジェットファイバー
を積もらせるので
2重の断熱となります。はい。


 2階の子供部屋の壁を作っています。
床・天井・壁と全部ムクの桧貼りですから身体に
良いですよね〜♪ シックハウスなんて無縁です。
 それにしても…
桧の小幅板を一枚一枚貼らなければならないので
そうとうな根気と作業量です(@@)





床 桧小幅板貼り キッチン造作
 こちらでは桧の床板を貼っています。
これも一枚一枚根気良く、丹念に!
仕上がるに従って部屋全体が桧の香りで包まれて
森林浴をしているような気分になってきます(^^♪


 1階では、手作り木製キッチンを導入する準備の
の作業が行われています。一般的にキッチンは、
構造を除く壁面・天井面は耐火性のあるものと言う
のが常識でしたが…オール電化の場合、つまり
IHクッキングヒーターの登場で火を使わない!
ってことが前提になるとキッチンに使える素材の幅が
ぐぅ〜んと広がります。ここでは、その利点も生かし
ふんだんに木を使うことにしました!


子供部屋完成間近! 巨大なムク板
 どうやら子供部屋の完成が近いらしいですね。
立てかけた流線型の板…
どうなるか!? 完成のページでご披露します!
お楽しみに〜♪


 1階では、これまた変な格好の巨大な板が…
しかも中身をくり抜かれて…
あっ!工場で棟梁が作ってたアレだ!
どう収まるのかなぁ〜?不安と期待が…


カスタム収納 木製ボックス
 おぉ〜 お施主様の特別オーダーのカスタム収納が
出来ましたね〜 可動する棚板やエアコン・神棚
プラズマテレビ・DVDレコーダーなど全部収納できる
予定なのです!


 またまた工場で変わったものを作りましたね〜
手間はかかるけど、こうした細かい備品まで手作りで
やります!これも完成のページでのお楽しみですね!



塗装工事1 塗装工事2
 さて、外を眺めて見ましょう。
外壁の仕上げ工事、塗装工事ですね。この人が親方
さんで…丹念に下地処理を行っています。専門的には
プライマー処理と言いますが、これを何度も丹念に
やることで仕上げの塗膜の止まりが良くなるのです。
つまり塗装が長持ちするってことですよ〜



 何度か下地処理ができたところで、やっと仕上げの
塗装ですね。塗装の方法としては、吹き付けが多い
のですが、今回は、ローラーで転がして塗りつけて
行きます。 ローラー仕上げのメリットは…
1)廻りに飛び散らないので近所に被害が出ない。
2)部分的に丹念に塗り転がして行くので押し付けて
  いく分、密着性が良いので、吹き付け塗装に
  比べて塗幕が強い。 つまり丈夫!  

 ですかね!


雨どい仕上げ 電気工事
 板金屋さんが雨どいの仕上げをやってますね。
竪樋を繋いでいる様子です。板金屋さんの頭の後方
バルコニーや屋根の軒裏には、杉板を貼りました。
 ここは海に近いので浜風が吹きます。こうした雨で
洗われない部分は、他の素材だと錆びたり腐食したり
し勝ちです。そこに来て
木は、塩分を含むと殺菌効果
が出て腐りにくくなる!
こうした地域性における素材
選びも肝心な事です。 昔の木造船は、雨が降った後
に海水をかけておくのが腐敗を防止する手段だった
のです。船に限らず建築でも、こうした素材の持つ
特性を優先して生かして行くのが我々やり方です。

 素晴らしいデザイナーが考えた家でも…
デザインばかりにとらわれて耐久性に乏しいのは、
寂しいですよね!最近のハウスメーカーの家に多い
のでは!?(笑)


 電気屋さんがスッキリポールの内線工事をやって
ますね〜最近の注文住宅のほとんどが取り入れて
いるものですね。 電力・電話・ケーブルテレビなど
家に引き込まれるものって結構多いですよね。
そんな多くの引込み線を一旦このスッキリポールで
受けて、家本体には地中埋設で配線が届きます。
見た目も、本当にスッキリしているし、何と言っても
引き込み線が直接に家にくっ付いてないので雨を
呼び込むことや地震などで引っ張られたり災害も
免れるのがありがたいですね!








左官 壁塗り カップボード搬入!
 さぁ〜内装工事も追い込みです!
左官屋さんが珪藻土で壁を仕上げています。
紙一枚の薄さにも自在に塗り分けられる技術、
まさに熟練工の成す技ですね。 
この珪藻土も通気性に優れ、しかも自然素材なので
健康住宅作りには、人気があります。
 日本には、欧米にない梅雨や四季があります。
昔の日本家屋は、こうした気候条件に適合するように
良く考えられています。そう、木と紙と泥の家です。
すべてが自然素材で身体に無害、住み心地が良い
ですよね〜 そんな素晴らしい工夫は後世に残して
いきたいですね。


 建具屋さんに依頼したカップボードが届きました!
我々も手伝って据え付けます。
えっ!? これももちろん全部ムクですよ〜

 現場は…業者だらけの戦場と化しています(笑)
完成間際の家の前にずらっ〜とトラックが並んでるの
見たことあるでしょ? あの状態です(@@;;

 ご近隣の方
  毎度ご迷惑お掛けしていますm(__)m




下駄箱取り付け フラットデッキ仕上げ
 引き続き、完全オーダーの特製下駄箱の取り付け
です。 これも建具屋さんに依頼しました。
うぅ〜ん、どういう収まりにするか…思案中です(・。・)
親子で仲良く仕事ができて幸せですね〜♪







 棟梁が、木製フラットデッキを仕上げてますね〜
手すりも付けて雰囲気バツグンです!
このフラットデッキ…実は、奥様の動線を巧みに
練りこんだ、無くてはならない通路なのです。

 さぁ、次回はいよいよ完成ページです。
今まで閲覧して頂いて感謝してますm(__)m
 頑張って完成をご披露させて頂きまーす!
   お楽しみに〜!

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